ウナギやアナゴが釣れる!コスパ最強のペットボトル釣法とは?道具や釣り方を解説

ペットボトル釣法というコスパ最強の釣りがあるのをご存知でしょうか?

その名の通りペットボトルを使うのですが、手頃な料金で揃う最低限の釣り道具であの美味しいウナギやアナゴを釣ることができます。

今回は、そんなペットボトル釣法の魅力について迫ります。必要な道具や釣り方も解説していきますので「ペットボトル釣法なんぞや?」と興味を持った方はぜひご覧ください。

目次

ペットボトル釣法とは?

ペットボトル釣法とは、竿をペットボトルに見立てて釣る釣り方を指し、主にはウナギやアナゴを釣ることができます。本当に竿は使いません。

ペットボトル釣法は、誰でも簡単に、そして超リーズナブルに仕掛けが作れますし、複数の仕掛けを用意することも可能です。ウナギやアナゴを釣る際は仕掛けの数というのも釣果に繋がってくるので、仕掛けを沢山用意できるのはかなりのアドバンテージと言えます。

気軽に釣り体験したいという方にはうってつけ。近場にウナギやアナゴが釣れる場所があるという方にもおすすめの釣り?です。

ペットボトル釣法の魅力

ペットボトル釣法の魅力は何といっても、低予算且つ手軽に仕掛けが作れてしかも釣れるという点です。仕掛けを作る際は工作のようなので、お子さんがいれば一緒に仕掛け作りから楽しむのも良いでしょう。

詳しい釣り方は後述しますが特別なテクニックも必要ありません。これで釣れるのだから、ある意味ウナギもたまったものではありません。

ペットボトル釣法に必要な道具

ペットボトル釣法に必要な道具については、ペットボトル釣法を紹介している日本淡水魚類愛護会が仕掛けの作り方も含めて動画で詳しく解説しています。動画で知りたい方は上の動画が分かりやすいのでおすすめです。

1.ペットボトル

ペットボトル釣法に欠かせないペットボトルは、500mlのものを用意します。そして中身には水を入れます。だいだいペットボトルの6割程度入れるのがベターです。

2.道糸

ペットボトルに巻きつける道糸はナイロンラインを使用します。太さは3号(12ポンド)程度がおすすめです。強度や扱いやすさといった面でバランスが良いです。

3.ハリス・釣り針

ハリスと釣り針は、予め結んである完成品を用意します。釣具店に行けばウナギ針というネーミングの完成品があるのでそれを揃えましょう。針の大きさは13号前後がおすすめです。

4.オモリ

オモリはナス型オモリを使います。重さは6号前後がベターです。

5.エサ

エサはゴカイやミミズ、サンマの切り身などがおすすめです。ミミズは釣具店で買うでも良いですし現地調達でも良いです。これらを釣り場や状況によって使い分けるのも釣果を伸ばすポイントです。

【ペットボトル釣法】釣り方

釣り方も動画で見たい方は日本淡水魚類愛護会の動画がわかりやすくておすすめです。

1.仕掛けの投入

ペットボトル釣法は竿が無いため仕掛けの投入方法はかなり特徴的です。やり方は、まず利き手と反対の手でペットボトルを持ちます。この時ペットボトルの底付近を持ち、キャップを投げる方向に向けておくのがコツです。

そして、利き手にはオモリの上50cm程度の部分を持ち、ぶらーんぶらーんと振り子のようにして下手からポイント目掛けて投げます。

岸付近が護岸でポイントが近い場合には、もちろん遠くに飛ばす必要はありません。思いきり遠投すれば釣れるというわけではないので、無理に飛ばさなくても良いです。

2.アタリ

ペットボトル釣法は、ペットボトルが倒れた時がアタリの合図です。仕掛けを投げ入れた後、ペットボトルを地面に置いてアタリを待ちますが、この時キャップのすぐ下の部分に道糸を数回巻きつけておけば良い塩梅でアタリがあった時に倒れてくれます。

アタリがあった後ウナギやアナゴが勢いよく引いたらペットボトルごと持ってかれるのでは?とも思ってしまいますが道糸がペットボトルに余分に巻きつけてあれば大丈夫です。

ペットボトルに巻かれた道糸がスルスルと出ていくためペットボトルごと引きずられることは、そうはありません。

ペットボトルが倒れたらすぐに回収しなければ!と焦らなくて良いので、しっかり針がかりしペットボトルが倒れるまでは、とにかくじっくり待ちます。

3.回収

ペットボトルが倒れたら、まず少し念押しで合わせます。力強く合わせる必要はありません。ほんの気持ち程度で良いです。

そしたら後は手早く道糸を手繰り寄せるのみです。

この時手繰り寄せた道糸をペットボトルに巻きつけたりと時間をかけてしまうと、障害物に潜られたりバラしてしまったりという可能性が高くなってしまうので、ウナギやアナゴを釣り上げるまでは一定のテンションを保ちながらとにかく手繰り寄せます。

手繰り寄せた道糸が地面で無造作な状態になっていても気にしないことです。

4.ウナギやアナゴを釣り上げたら【持ち帰る際の注意点】

ウナギやアナゴを見事釣り上げたら、口に釣り針が付いた状態で専用の容器に入れます。

と言いますのも、ウナギやアナゴの粘膜には毒があるため触れるのは避けるのが懸命です。(血液中にも毒があります。)暴れれば道糸やハリスに絡んで外しにくくもなるので、釣れたら触らずに容器にしまいましょう。

ウナギを容器に入れた後にハリスから切り、針は捌く際に外します。

また、クーラーボックスを使わないことにもワケがあります。クーラーボックスにウナギを入れると後で熱湯消毒が必要となり、高温が原因で性能低下を引き起こす可能性があるからです。

ゆえに、ウナギを持って帰る際はできるだけ専用容器を用意しましょう。

ウナギを釣る際の注意点

出典:写真AC

ウナギを川などで釣る際には、漁業権が必要な場合もあります。

川は地元の漁業組合などで管理されていることが多いので、その場合は当該団体のHPなどで漁業権が必要かどうか良くチェックしてから釣りに出かけましょう。

ウナギを釣る時は時合を逃さないことがポイント

最後に、ペットボトル釣法に関わらずウナギを釣る際は、時合を逃さないことが一にも二にも大事です。この時間を逃すと納得のいく釣果を上げることはかなり難しくなります。

基本的にウナギの場合は、日没後1時間に満たない時間が美味しい時間です。良い時間が細切れである場合もあるので、そのタイミングを逃さないようにすることが大切です。

逆に言えばウナギを釣る場合は、夕方から夜の時合を狙って釣りに行くのもおすすめです。

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