トップウォーターの中でももっともハイアピールなルアーである「バズベイト」。そんなバズベイトは、多くのバスアングラーから長年の間、愛用されてきました。
バズベイトの釣りは、春から秋までバスの活性が高ければいつでも効果的なルアーなので使いこなせるようになりたいルアーです。
この記事では、バズベイトの釣れる理由と実践的な使用方法について詳しく解説しますね。
1バズベイトのシャラシャラ音で高活性のバスを釣る!
撮影:筆者
バズベイトは水面でプロペラが回転することで、特有のサウンドを発生します。基本的には「シャラシャラ音」が聞こえ、周囲のバスに存在を知らせることができます。
圧倒的なハイアピールでバスを誘えるので、特定の条件下においてバスへのアプローチが可能になります。実際に、バズベイトがバスを刺激する理由について理論的に考察してみましょう。
バズベイトが釣れる理由について解説
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大きな音を発するバズベイトが釣れてしまう理由には、バスにバイトをさせる強い動因があるためです。
そのため、濁りの効いているフィールドや水面を意識しているバスが釣れやすくなります。
「うるさい」と思って、怒りでバイトしてくるから
バズベイトには上部のワイヤー付近にプロペラが装着されています。アルミ製からプラスチック製など、様々な種類があるのでサウンドにも変化があります。
いずれのバズベイトも強烈なスプラッシュと共に、派手な音を演出します。水面を掻き乱すことで、音と波動で周囲のバスに刺激を与えることができるのです。
バスは、自分のテリトリーにエサが近づいたり、うるさいエサが近辺を泳いでいることに、イライラを募らせる傾向にあります。
何度も同じコースを巻いてくることで、勢いよくバイトしてくるなんてことも度々起きます。
水面付近で逃げ惑うベイトフィッシュに見えるため
バズベイトに好反応を示すバスは水面で逃げ惑うベイトフィッシュに勘違いすることがあります。
ベイトフィッシュはバスなどの肉食魚に追われると、水面を走り回る特性があります。それゆえ、逃げ惑うようなベイトを模倣したアクションを生み出すことで、バスの捕食を誘えるのです。
バズベイトはスローから早巻きまで可能なので、スピード調整も容易に行えます。
濁りのあるフィールドでもエサとして認識しやすいから
バズベイトのサウンドはあらゆるルアージャンルの中でも群を抜いています。濁りの強いフィールドでは、バスにエサを発見してもらうことが大切ですよね。
そのようなシチュエーションにおいて、バズベイトであればしっかりとアピールしてくれます。ペラによるハイアピールでバスを水面付近にまで誘い出せるためです。
夏場の濁りが入るフィールドなどでは、朝夕に特に効果的な使い方ですよ。
バズベイトでバスを釣るためのおすすめなアクション方法
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ここではバズベイトを釣るための具体的なアクション方法と注意点について幾つか紹介します。
基本アクションはただ巻き
バズベイトの基本的なアクションはただ巻きで十分です。
バズベイトはプロペラで水をかき分けて、引いてくるルアーです。ですので、しっかりとプロペラが水面に出ている状態を確認して巻いてきましょう。
流れが緩やかなフィールドではゆっくり目なただ巻きを行い、流れの早いポイントでは早めに巻くことで水面の撹拌を強めに起こしましょう。バズベイトの強みを活かせるよう、ご自身のさじ加減で巻きの早さを調整してくださいね。
立ち上がりのバイトに要注意!巻き始めの注意点について
バスなどの肉食系の魚は、いつでもエサを捕食できるように身構えている個体が多いです。バズベイトへのバイトが集中しやすいのも、着水後直ぐとなる場合も少なくありません。
とはいえ、バズベイトは沈むルアーであるので着水後にしっかりと水面付近にまで顔を出してあげる必要があります。
着水後直ぐの巻き上げを上手に行う方法として、ロッドを立てて巻いてみましょう。ロッドを立てることで、バズベイトを浮き上がらせることができます。
ラインが水面上に馴染む感じをイメージし、何度もキャストをしていくことで慣れてきます。
バズベイトで高活性なバスを誘い出してみよう!
撮影:筆者
この記事では、バズベイトの実践的な使用方法について紹介しました。バズベイトは高活性なバスを釣るのに最適なルアーで、初夏などの釣りでは定番ルアー とも言われています。
バズベイトのプロペラ音は強烈なので、周囲のバスを寄せたり、活性の高いバスに強烈なバイトを仕掛けられます。
線の釣りをしたい時や流れ込みなど、ここぞのポイントにおいて巻いてこれるのでぜひ挑戦してみてくださいね!