デカバスハンティングに特化している琵琶湖発のバス釣りメーカーであるデプス。そんなデプスから発売されている巨大ビックベイト兼、羽根モノルアーである「nzクローラー」があります。
見た目はニホンナマズそっくりだけど、水面で泳ぐ羽根モノルアーとしてトップウォータープラグの役割を持っています。一方で、ビックベイト的な使い方もできるnzクローラーは全国各地でデカバス捕獲の報告がされています。
3ozの重量もある巨大ルアーですが、釣り人に夢を与えてくれるnzクローラーについて改めてご紹介します。
1nzクローラーはナマズにそっくりの大型ルアー?
撮影:筆者
nzクローラーはナマズにそっくりなルアーで、見た目はかわいらしいシルエットをしています。134mmのボディと3ozにもなる巨大ルアーなので、ヘビータックルでの使用がメインとなります。
水中での存在感の高さと活性の高いデカバスを魅惑し、ついつい口を使わせてしまう強みがあります。
ビックベイトと同じような使い方ができるルアーで、中層やボトムにいるバスにまでしっかりとアピールできてしまうのも強みの一つです。
派手目なカラーであれば視認性が抜群なので、朝夕の暗い時間帯でも使いやすいですよ!
nzクローラーのここが釣れる!圧倒的存在感でバスを怒らせる魅力について紹介!
nzクローラーはただ大きいだけでなく、細部のパーツや全体的なデザインによってバスの捕食を誘う機能があります。
他の羽根モノルアーとは違い、大きなボディがジョイント式で繋がっています。その上、ウィングがステンレス製仕様になっていることから強烈なアピールをします。
詳しくみてみましょう。
ジョイントボディによる水面での存在感の高さ
nzクローラーはナマズのシルエットそっくりなのですが、頭部の方が太く、後方にかけて細くなっています。
前方・後方が真ん中付近でジョイント式に別れているので、相互的にアクションを生み出す構造になっています。とりわけ、前方部分はヘッドが大きいので水押しが強い特徴があります。
後方にかけて水を逃しているので、ナチュラルなアクションを生み出すことに成功しています。ナマズやベイトフィッシュ、カエルなどの生リアルな生き物に近い泳ぎを実現しているのです。
ステンレス製のウィングによる強い水押しを実現
一般的に、羽根モノルアーで使用されるウィングは金属製となります。その中でも軽量なアルミ製のウィングが重宝されることが多いです。
理由としては、軽量なアルミ製ウィングはボディ全体のバランスを取りやすく控え目なサウンドを演出するためです。
ところが、nzクローラーに関してはステンレス製のウィングを採用していることによって重厚感のあるサウンドを生み出しています。遠くにいるバスにもアピール可能なので、広範囲を攻められるのです。
テールのブレードでアクションに相乗効果
テール付近にはフックだけでなく、#4のデプス製のコロラドを搭載しています。ギラギラと光る水中アクションがバスを魅了し、活性を上げてバスに捕食させます。
コロラドが標準装備されていますが、プロップやウィローブレードなどにカスタムして使用もできます。自分好みのカスタムをして、バスを狙えるのも心強いです。
とにかく答えが早い!素早いリサーチが可能
nzクローラーは10cmを超える大型ルアーであり、さらにウィングが付いていることで水面でのバシャバシャとしたアクションを生み出せます。
もちろん、ゆっくりとした誘いもできますが強い水押しとウィング音やコロラドのフラッシング効果などで存分に誘い出せます。
広いフィールドや中規模フィールドにおいても、素早いリサーチが可能なのでnzクローラー一つで釣りをするのも可能です。
nzクローラーのおすすめなアクションとは?
nzクローラーはただ巻きだけでもしっかりとクロールして泳いでくれます。ウィングが水をつかみながら泳ぐので、ボディ全体でユラユラと艶かしいアクションをしてくれます。
早すぎない巻き感でリトリーブしてあげるのが鉄板なので、実践してみましょう。
他にも、
- デッドスローリトリーブ
- ストップ&ゴー
- シェイキングアクション
- 放置(ドリフト)
があります。nzクローラーは見た目の大きさの割には、スローに巻いてこられます。この際、ウィングがゆっくりと水を掴むので控え目なアクションを演出してくれます。
他にも、シェイキングアクションではロッドを小刻みに震わせることで瀕死状態のエサを模倣できます。ナーバスにバスであっても、思わず口を使ってしまうアクションが可能です。
水面でアピールするビックベイト「nzクローラー」を使ってみよう!
撮影:筆者
この記事ではnzクローラーのスペックや魅力、使い方について紹介しました。
nzクローラーは巨大なルアーで、「40cm以上のバスしか釣りたくない!」と考えている人に打ってつけのルアーです。水をしっかりとつかみ、周囲へのアピール力の高さからデカバスを寄せる力があるので、ここぞのポイントで使用してみてください。
きっと、記憶に残るような嬉しい一匹が狙えますよ。