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みなさんは釣りをしていて、ライントラブルで困ったといった経験はありませんか?アングラーが避けたい釣りトラブルのひとつにライントラブルがありますが、特に釣りの経験が少ない方は対処の仕方にも困り、釣りの貴重な時間をつぶしてしまう原因にもなります。

残念ながら風の強い日や、夜釣りで視認性が悪い状況では、風に飛ばされることでラインがよく見えないことで扱いづらいために、ライントラブルが多発してしまうこともありますよね。

ここではこのようなライントラブルを少しでもなくすことができるように釣りの最中に気をつけたいことや防ぐコツなどを紹介いたします。
ライントラブルを少なくすることで、時間や余計な出費を押さえることができることもアングラーには有益になりますね。
きっちり注意点を守ることでライントラブルをぐっと減らすこともできると思いますので、ぜひチェックしてみてください。

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ライントラブルの原因は?まず自分なりに考えてみよう

ライントラブルは釣りの集中を欠いてしまう、イライラする原因にもなり私たちのモチベーションに与える影響も大きいですよね。
ライントラブルがなければもっと釣りを楽しむことができた、ライントラブルが原因によって途中で釣りをやめてしまった…など、釣りを一区切りする原因にもなってしまうことは残念なことです。

ライントラブルの原因を探るためには、どのような状況でライントラブルは発生しがちであるか?キャスト時?巻いている途中?竿を放置しているとき?など、まずは自分なりに原因を考えてみましょう。そして釣行を重ねるごとに同じ過ちでライントラブルを起こさないように注意して釣りを楽しみたいですね。

よくあるライントラブル…対処法を紹介!

ここではライントラブルのよくある原因と、その効果的な対処法をいくつか紹介します。みなさんも下記のようなことに気をつけると、ライントラブルの頻度が下がる可能性が高いですよ! ぜひ次回の釣行から試してみてください 。

必要な長さだけのラインをリールに巻く

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リールにラインを限界まで巻く方もいますが、不必要な長さのラインを巻くことは、キャスト時とリトリーブにリールに余計な抵抗が掛かり、ふとした時にラインが絡まりやすくなってしまうことがあります。

簡単なイメージで紹介すると、ちょい投げ釣りやアジング、メバリングでは200メートルもの長さを巻く必要はありませんよね。

それぞれの釣りのスタイルにあったラインの長さをリールには巻くようにしてくださいね。

キャスト後は糸ふけを出しすぎない

初心者にありがちですが、糸ふけはできるだけすぐに回収することが鉄則です。ライントラブルの大きな要因として、テンションがかかっていないラインを巻き取るときに、しっかりリールのスプールに巻きついていない状況をつくってしまうことがあげられます。

そのため、キャスト後はふわふわした状態のラインはできるだけ巻き取り、テンションをかけずにリールにラインを巻いてしまうことは避けるようにしましょう。
このようなことを頭に入れておくだけでも、ぐっとライントラブルを減らすことができますよ。

劣化すると毛羽立つPEラインは定期的な交換を

ナイロンラインよりも劣化が遅いとされるPEラインですが、劣化してくると見た目や肌触りから毛羽立ちが目立つようになります。

このようなPEラインは強度も劣化していますので交換の必要があり、毛羽立ったPEラインはラインの摩擦が増え、簡単にラインが絡むようなこともよくみられます。
新品のラインであるほどなめらかさ、ライン同士のくっつきにくさに優れるため、ライントラブルの頻度を少なくすることができます。

釣行回数の多い方は3カ月から半年ごとにラインを交換することがおすすめです。

ラインカッターに頼る

ライントラブル時はなんとかしてもとに戻そうとしますが、なかなか解決できない場合が多く時間を多く消費してしまう原因になります。

短時間でライントラブルを解消するためには、もったいないと思わずにすぐにラインを切り、再度仕掛けのセッティングを行うとスムーズに釣りが再開できます。

PEライン、メンテナンス剤を使う

みなさんはラインのメンテナンスはしっかり行っていますか?このようなコーティング剤は釣りが終わったあとに吹きかけると効果的で、ラインを絡まりにくくする、劣化を遅らせるといったことができます。
ラインもロッドやリールのように定期的なメンテナンスをしてくださいね。

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まとめ

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ライントラブルを防ぐためにできるポイントは、余計なラインは出さない、巻き取るときにしっかりスプールに接地させ巻き取ることです。このようなポイントは特別難しいことではなく、アングラーの努力次第で改善できますよね。

ライントラブルが減ると釣りを中断することなく、気持ちよく釣りが行えることは最大のメリットです。
ライントラブルが頻繁に起きるといった方はこのようなことに注意しながら釣りを楽しんでくださいね。