メバルやカサゴなどの根魚は、ライトタックルで気軽に狙えて、年間を通して比較的釣りやすい魚種です。
ライトタックルで気軽に釣れるため、ソルトウォーター初心者の方にもおすすめの魚種と言えるでしょう。
今回は、冬でも気軽にソルトウォーターでライトゲームが楽しめる根魚について、初心者向けの釣り方やおすすめルアーをご紹介します。
根魚が海釣り初心者におすすめの理由
釣り系の雑誌などで、「根魚は初心者におすすめ」などの特集が頻繁に組まれているのを見かけることも多いでしょう。
ここではまず最初に、根魚がなぜソルトウォーターのライトゲームにおすすめなのかをご紹介します。
沖ではなく足元で釣れる
メバルやカサゴなどの根魚は、名前の由来である「根」にちなみ、水中の岩陰などの身を隠せる場所を好みます。
この根魚が好む場所は、漁港やテトラ帯など、初心者でも簡単に見つけることができるエリアとなります。
さらに、青物のように沖までルアーを飛ばす必要もなく、漁港エリアなどで足元を探るだけで釣れるので、初心者でも魚を探しやすいのも特徴です。
季節問わず釣れやすい
根魚は季節を問わず、釣れやすいのも初心者におすすめの理由となります。
魚釣りでいちばん厳しい季節は、魚の活性が下がり、居場所も見つけづらい冬の季節です。
しかし、根魚は普段から身を隠せる岩場などに隠れているため、年間を通して釣れる場所が大きく変わらず、季節を問わず釣りを楽しむことができます。
道具が揃えやすく、価格も比較的安い
根魚は釣り道具が揃えやすく、価格も安いのは初心者にとっては嬉しいポイントでしょう。
根魚の釣り道具は釣具店に行けば、ロッド・リール・ルアーなどの初心者セットを1万円以内で揃えることも可能です。
釣りは道具を揃えるのにお金が掛かる趣味ですが、根魚であれば、0から揃えても比較的安めに抑えることができます。
冬の根魚の釣り方(初心者向け)
季節毎に大きく居場所を変えない根魚ですが、魚を釣るには基礎を覚える必要があります。
ここでは、今季の冬から根魚釣りをはじめてみようと考えている方に向けて、初心者向けの釣り方、道具をご紹介します。
タックルはライトタックルで気軽に
根魚を狙う場合は、ライトタックルと呼ばれる、軽めのタックルを使うことで充分楽しむことができます。
ライトタックルは6~7フィート程度の軽いロッドに、1000番~2000番のソルトウォーターでは小さめのリールを使用します。
ライトタックルはソルトウォーターではお手軽なタックルになりますが、根魚以外にアジなどの魚種にも使用できます。
狙うポイントは足元の岩陰
初心者が根魚を釣るために重要なポイントは、足元の岩陰を狙うことです。
漁港やテトラボットの岩陰には、水面からは確認できませんが、高い確率で根魚が潜んでいます。
海釣りと言えば、沖の遠くまでルアーをキャストしているイメージがありますが、根魚で狙うべきは年間を通して足元です。
おすすめルアーはジグヘッドリグ
メバルやカサゴなどの根魚は捕食魚のため、小魚やエビを食べます。
最近ではソルトのライトゲームも人口が増えているので、釣具店に行けば、根魚用のルアーやワーム類は豊富な種類が揃います。
幅広い種類があり、初心者の方は迷ってしまいますが、根魚の定番であるジグヘッドリグから覚えていくと良いでしょう。
ワームは小魚タイプ・エビタイプの2種類を用意すれば、状況に合わせて選ぶ楽しみも増えます。
初心者におすすめの根魚用ワーム2選
ピンテールワームはシルエットが小さいため、釣れる根魚のサイズを選びません。
海面を泳ぐ小魚をイメージしながらピンポイントで使用すれば、岩場に隠れながら、餌を待っている根魚を誘い出します。
ジグヘッドリグでの使用頻度が高い、根魚では基本的なワームです。
シャッドワームは、シルエットが大きいため、釣れる根魚のサイズが限られます。
釣れるサイズは限られるものの、テール部分で水を押す力が強いため、広範囲から魚を誘い出すことができます。
初めての場所や、魚を探すシーンでは出番が多く、ピンテールと同じくジグヘッドでの使用をおすすめします。
根魚は冬の海釣り入門にぴったり!
冬のソルトウォーターで人気の根魚について、初心者向けのご紹介をしました。
根魚は初心者でも気軽に釣ることができ、釣り道具も安く揃えることができます。
また、季節を問わず釣ることができ、食べても美味しい魚種も釣れるので、海釣りを初めたいと思った方は、まずは根魚からスタートしてはいかがでしょうか。