最深部をしっかり巻きたい!そんなあなたにおすすめなジャッカル TNトリゴンとは?

TNトリゴンはバス釣り用ルアーとしては、特異な形状をしたバイブレーションです。トリゴンという名前は、外側に付いているオモリのことを指しており、深場を直撃できるバイブレーションとして全国各地で釣果を叩き出しています。

この記事では、TNトリゴンの使いどころとおすすめなモデルについて紹介します。

目次

深場でもしっかり巻けるTNトリゴンとは?

撮影:筆者

元々、TNトリゴンはジャッカルの人気ルアーであるTnシリーズから派生して開発されました。バイブレーションの強みはボトムをしっかりと巻き取れることです。

しかし、3メートルを超えるような深場においては手元にまでしっかりと振動が伝わらないこともあります。そのため、釣り人にとっては釣りがしにくい状態になります。

そのような釣り人の悩みを解決したのがTNトリゴンで、独自のヘッド形状によってボトム感知力を高めた釣りが可能になりました。

TNトリゴンのヘッド形状は独特

TNシリーズ、TNトリゴンはヘッド形状がアウトメタルシステムを採用しています。アウトメタルシステムは、飛距離の確保、ボトム感知、安定したアクションバランスを生み出すために欠かせないパーツです。

とりわけ、TNトリゴンのアウトメタルは三角形状をしており、突起状のオモリになっています。それゆえ、ヘッド部分を中心に深場であってもストンとボトムまでフォールしていきます。

立ち上がり姿勢が低い低重心アクションで巻いてこれるので、冬場のボトムに張り付いているバスに効果的なルアーなのです。

TNトリゴンのモデルは主に3種類

TNトリゴンは、各フィールドの状況に応じた使い分けができるようにサイズ別の商品がラインナップされています。

主なモデルとしては50-70サイズとなり、重量も変化してくるので深場となるほど大きいサイズを使用していきたいです。

TNトリゴン50

T Nトリゴン50は、トリゴンシーリズの中で最も小型なモデルです。

  • 全長:52ミリ
  • 自重:11.2グラム

サイズ感としては、一般的なバイブレーションと変わりがありません。小型なモデルであっても、しっかりと深場にまでアプローチできるので小規模かつ、2-3メートル前後の野池などで有効的です。

小型のバイブレーションは早巻きをすると浮き上がりが早い特徴がありますが、TNトリゴン50であればボトムをしっかりと巻き取れるので扱いやすいですよ。

小規模な野池における少し深いポイントを攻めたい時に使いたいサイズです。

TNトリゴン60

TNトリゴン60はダムや野池、湖などの陸っぱりで使用できる万能サイズです。12-14lbのライン、M-MHクラスのロッドを用いた一般的な巻物スタイルで巻き倒せるモデルです。

  • 全長:60ミリ
  • 自重:18.5グラム

60サイズは50サイズと比較するとより早くフォールさせることができます。巻き心地も強めとなるので、手元の振動を感じながらしっかりとラインを巻き取れます。

素早いリサーチをできるサイズなので、全国のあらゆるフィールドで汎用的に使用できるルアーです。

初めの一つにおすすめ!エントリーモデルとして最適で、キャストから操作まで行いやすいです。

TNトリゴン70

TNトリゴン70は、重量が1オンスを超える大遠投モデルのルアーです。冬場のダムやビックレイクでの大遠投で深場をしっかりと巻きとるのにおすすめです。

  • 全長:70ミリ
  • 重量:31.5グラム

飛距離は50-80メートルは平均的に出すことができるので、とにかく広範囲を巻いてこられるモデルです。シルエットの大きさも70ミリもあるので、デカバスからの反応を得られるチャンスでもあります。

1オンスを超える重量級ルアーなので、ラインは14-16lbが最適となります。

4-5メートル付近の深場でもしっかりと巻き取れるのが魅力。ただ巻きでもディープをしっかりと攻略できます。

TNトリゴンでのアクション方法

TNトリゴンにおけるアクション方法は主に3つほどあります。

  • ただ巻き
  • ストップ&ゴー
  • リフト&フォール

TNトリゴンは50,60,70サイズに比例して、飛距離も伸びていきます。基本的には、長い距離を何度も投げてバスを狙っていくスタイルになります。

スピーディなチェックを入れる釣りをするのであれば、ただ巻きがもっともおすすめです。反対に、ピンポイントの深場を狙うのであれば小刻みなリフト&フォールで誘ってあげましょう。

また、ただ巻きアクションはボトムから10-15センチほど離れた泳ぎをします。ボトムへのフォールにリアクションバイトする個体もいるので、ストップ&ゴーによるメリハリを付けたアクションも取り入れてみましょう。

TNトリゴンで冬のデカバスを釣り上げよう!

撮影:筆者

今回は、TNトリゴンの概要とおすすめのモデル、アクション方法等について紹介しました。

TNトリゴンは今までありそうでなかったバイブレーションルアーで、深場でのルアー操作を確実にしたモデルです。そのため、どうしても深場にしかバスがいない時などに効果抜群のルアーです。

メタルバイブとは違い、プラスチック製の外部ボディなのでバスへの強すぎないアピールも可能です。難しい季節でも活性の高い良型バスを狙えるバイブレーションですよ!

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