秀麗な榛名山を望む榛名湖は、群馬県を代表するバス釣りのフィールドとして多くのアングラーに親しまれています。美しい山々に囲まれたクリアーウォーターの山上湖なので釣りをするロケーションとしても最高です。
そこで、当記事では榛名湖の陸っぱりを楽しむ際におすすめのポイントやルアーを紹介していきます。榛名湖に行くのが始めてでポイントも何も分からないという方は、ぜひチェックしてみてください。
榛名湖とは？
榛名湖は、榛名山の頂上に位置するカルデラ湖で、日本で2番目の高地にある湖として知られています。周辺には温泉やキャンプ場などが充実している他、冬季はワカサギ釣りも楽しめるためアウトドアスポットとしても有名です。
釣りはバス、ワカサギに加え、ヘラブナ、コイ、マスなども釣ることができ、特にバス釣りにおいては群馬県屈指の人気を誇るフィールドとして古くから親しまれています。
ただ、釣りを楽しむには遊漁証が必要となるので注意です。大人は700円ですが、追加徴収となると現場加算金が加わります。割高にもなるので釣行の前に購入しておきましょう。
フィールドの特徴
榛名湖は、一番深い場所で14mを超えますが、遠浅のエリアも多いため陸っぱりを楽しむ際はポイントを十分に見極める必要があります。また、クリアーウォーターの湖全体には背丈の高いウィードが群生しており「ウィードをどう釣っていくか」というのも榛名湖を攻略する上では重要なポイントです。
バス釣りのシーズンは4月頃から11月頃までで、特に6月は大型の実績が高い時期として知られています。
尚、冬季は湖面が氷結します。バス釣りを楽しめるのはそれ以外の時期ということになります。
榛名湖のおすすめ陸っぱりポイント3選
1.レークサイドゆうすげの付近
榛名湖の北側に位置するレークサイドゆうすげがある付近には、温泉が流れ出る排水口があります。そのため、氷解後の春先や、水温が下がる秋は温水を求めてバスが集まるため絶好のポイントとなります。
もちろんベイトフィッシュも多くなるので、ミノーやストレートワームのノーシンカーでベイトフィッシュを意識した釣りを展開していくのがおすすめです。
2.ひともっこ付近
ひともっこ付近は、初夏のセミパターンで有名な榛名湖を代表するポイントです。6月にも入ると寿命を迎えたハルゼミがひともっこ付近の木々から湖面に落ちるため、それを狙ったバスを釣るというのが定番のパターンです。
オーバーハングがあり、湧き水が湧くエリアも豊富なのでバスが付く場所としても申し分ありません。特に風がない時はセミが良く効くので初夏はセミ系のルアーをタックルボックスに用意しておくと良いでしょう。
3.ホテル前
ホテル前は、榛名湖でも屈指の実績を誇る人気ポイントです。水深3mラインにウィードが群生しているので、ウィードの面を釣ります。スピナーベイトなどのスナッグレス性の高いルアーやトップウォーター、フローティングミノーなどあまり潜らないルアーを使うのがベターです。
少しでも潜らせると藻ダルマとなって釣りにならない場合があるので適宜見極めます。ただ、ウィードのポケットなどが確認できれば、そこにライトリグやノーシンカーを落とし込むというのも良いでしょう。シチュエーションによって釣り方を変えるというのも大切です。
榛名湖でおすすめのルアー3選
1.チビアダー
榛名湖のウィードを面を釣る際におすすめなのがチビアダーです。チビアダーはボディ形状がスリムな上、スリットにフックポイントを隠せるので密集したウィード地帯でもそうは引っ掛かかりません。
使い方はトゥイッチがおすすめです。キビキビとしたベイトフィッシュライクなアクションでバスを誘います。
2.Dゾーンフライ
初心者の方が榛名湖で釣りをする際には、すり抜けの良いスピナーベイトがおすすめです。
もちろんミノーやワームでも良いのですが、レンジのコントロールができないとウィードに絡まってストレスばかりが溜まってしまうので、それであれば始めは釣りやすいスピナーベイトで釣っていくのも良いでしょう。
Dゾーンフライは、コンパクトでスレバスにも効きますし、ウェイトも軽くて表層付近を釣るにはもってこいです。一押しです。
3.ベントミノー 86 F
ベントミノーは、夏場のマズメ時や少しでも潜らせるとウィードに絡んでしまうというような状況で使いやすいルアーです。
水面を逃げ惑う小魚のごとくアクションをしてくれるので、特にバスが水面を意識をしている時にはもってこい。連続トゥイッチや、時折ポーズを入れるなど、その日の状況に合わせていろいろ試してみると良いでしょう。
榛名湖ならバス釣りの醍醐味を存分に味わえる
榛名湖は、ハードルアーの実績も高くバス釣りの醍醐味を味わえるフィールドとしてもおすすめです。ウィードが生い茂るため、一筋縄ではいきませんがレンジのコントロールさえできればバスはしっかり反応してくれます。
ただ、場所によっては遠浅が続くところもあるので見極めが重要です。遠浅の場合は、ロングキャストやウェーダーが必要です。ポイントに届かないと思ったらすぐに移動して効率的に釣っていきましょう。