博多湾・箱崎ふ頭アジング
こんにちは!福岡在住の釣り中毒者アツオです。
- 博多湾奥の箱崎ふ頭ってアジ釣れるの?
- 箱崎ふ頭のような港湾部でアジを釣るコツってある?
↑のような疑問にお答えします。
2019年秋の実釣レポートともに、箱崎ふ頭のアジングでの釣果アップ方法をガッツリと解説しちゃいます。
良く釣れるポイントの詳細情報って隠したがる方も多いのですが、ぼくはガンガンシェアしたいタイプ。
きっと釣果アップのお役に立てると思いますので、ぜひ読み進めてみて下さい♪
箱崎ふ頭へのアクセス
箱崎ふ頭は博多湾の最奥部に位置します。
ふ頭自体が広いので釣りができる場所がいくつかあるのですが、今回の釣行レポートの舞台は根元部分です。

こちらのポイントには福岡都市高速下から西側に折れるとサクッと到着でき、各方面からのアクセスも良好です。
ローソンを目印に曲がると、サクッと釣り場に到着できます。(下図参照)

このポイントは海の目の前まで車で乗り付けることができ、超快適。
常夜灯もバッチバチに聞いていますので、釣りがしやすいのです。
1箱崎ふ頭のアジングレポート【2019年秋】
ここからは箱崎ふ頭でのアジング実釣レポートをお届けしていきやす!
- 停泊している船周り
- どん詰まり
の2パターンの攻略法をまとめましたので、ぜひともお役立てください。
2隻の船周りをランガン
- 釣行日:2019年10月16日(水)中潮
- 釣行時間:18時~21時
- 風:微風
箱崎ふ頭に到着したらまず行うべきは、船の有無チェック。
何の船かはイマイチわかりませんが、結構な確率で大きめの船が停泊しています。

この日は、↑のような感じで船が2隻停まっていました。
なぜ、船の有無をチェックするのかというと、船周りには潮の変化ができやすく、アジの群れが停滞している可能性が高いからです。
アジが主に捕食しているプランクトン(アミ)は、ほぼ遊泳力を持たないので、ひたすら潮に流されています。
- 2つの潮の流れがぶつかる場所
- 流れがせき止められる場所
といった変化がある地点にはたくさんのプランクトンが流れ着きます。
アジの群れが求めているのはエサ(プランクトン)。
プランクトンが溜まりやすい場所には、必然的にアジの群れがいる確率も高いのです。
船の周りは潮の流れに変化ができやすいので、絶好のアジングポイントになります。
講釈が長くなるとアレなので、レポートに戻りますw。

ってことで、まずは船①の外側を打っていきます。
ジグヘッドは、34のストリームヘッド1g
ワームは、レインのアジアダー(カラー:横浜チャートスターズ)
汎用性の高い組み合わせで、アジの反応を探ります。(俗にいうパイロットルアーってやつです。)
着水後にカウントをとり、表層からボトムまで一通り探りますが、反応はなし。
左がダメなら、逆サイドだ!ってことで、船の反対側に移動します。

表層をゆっくりと引いてくると、「コツ」というアタリが!
「むむ?さては、いるな!?」と思い、
同じようにキャストしてみるものの、アタるけど乗らない…。
ってことで手を打ちます。
- ジグヘッド:オープンゲイブ→ストレートゲイブ
- ジグヘッド:1g→0.6g
- ワーム:2インチ→1.5インチ
に変更です。
ジグヘッドは、豆アジ弾丸0.6g
ワームは、ジャッカル・アミアミ1.5インチ(カラー:プリズムライム)
- ジグヘッドを軽くしてストレートゲイブにすることで、吸い込みが良くなる
- ワームを小さくすることで、アジの口の中にスッポリ収まるように
といった意図があります。
同じように表層を引いてくると…、「コツン」→「ジリジリ〜〜」!

乗りましたぜ。
なかなか乗らなかったアジを思惑通りにキャッチできました。
「仮説を立てて対処→見事にハマる」というのは、アジングの超きもちいポイント。
このワーム&ジグヘッドチェンジがハマりまして、ここからは連続ゲット!

かなりの高確率でワームを丸呑みしてくれるので、アタリが出た後に軽くラインを張るだけでフッキングに持ち込めます。
ここから爆釣かと思いきや、5・6匹ぐらい釣るとアタリがぱったり止みました。
ということで場所移動!
もう一隻の船周りを打っていきます。

こっちも完全に同じパターン。
表層をフワフワ動かしていると、かなりの確率でアジがアタックしてくれます。
パターンがわかってしまえば、こっちのものでサクサク釣り上げていきます。
あまりにも小さいヤツはリリースしつつ、お持ち帰りは15cm強のアジが17匹。

刺身やら南蛮漬けやらでおいしく頂きました♪
どん詰まりの表層を打つ
お次は別日のレポートです。
- 釣行日:10月21日(月)小潮
- 釣行時間:18時30分〜21時
- 風:微風
エントリーしたのは、箱崎ふ頭の最奥部。

このように流れが詰まるエリアは、ベイトが溜まりやすくアジの群れが停滞しやすいポイントのひとつです。
箱崎ふ頭の再奥部には、ブイみたいなものが浮いていて、絶好の「変化」となります。

ブイ付近にはアジの群れが溜まっていることが多いので、入っている人がいなければ打ってみるようにしています。
この日は海が濁り気味だったので、ソリッド系のワームで攻めてゆくぅ!
アジングのワームカラーを大きく分けると、クリア系とソリッド系の2種類です。

ソリッド系カラーのワームは、シルエットがはっきり見えるので、海の濁りの強いときでも存在感が薄れにくいという利点があります。
ソリッド系のワームへの反応が悪い時は、アジに見切られている可能性が高いので、シルエットが見えにくいクリア系を使うのがセオリーです。
ってことでソリッド系カラーのジャッカル・アミアミ1.5インチ(カラー:グローチャート)をぶっ込んでいきます。
ジグヘッドは、TICTのアジスタ0.6g(針のサイズ:S)です。
キャストしてから5カウントだけ仕掛けを入れ、トゥイッチの後にロッドを立てつつレンジキープしていると、「コツン」。

アワセもばっちり決まり、いつものサイズをGETです。
途中でかかったセイゴによるラインブレイクを挟みつつも表層パターンで安定して釣れてくれました。

しかしながら、潮が止まると表層でのアタリはぴたっと止み、パターンが変わります。
潮止まりの時間帯は、ど表層またはボトムでアタリが出やすいので、今度はボトムを攻めてゆくぅ!
0.6gでは着底に時間がかかっちゃうので、同じアジスタSサイズの1gにジグヘッドを変更です。
ボトムを攻めるということで、ワームのアピール力も上げたい。
ってことで、アミアミ(1.5インチ)→アジアダー(2インチ)に変更します。
カラーは富山かまぼこ!ツートンカラーのソリッド系です。
ジグヘッドをボトムまで送り込んで、トゥイッチしながらのレンジキープで誘っていると、「ゴツン!」

ぃや〜〜っぱり、ボトムにおったバイ!
表層にいた群れがボトムに移動していたようです。
同じパターンで攻めるると、アタリはあるけどなかなか乗らん…。
アワセ技術の無さは道具で補う!ってことでワームをサイズダウン。
34のタープル!カラーは「あまがえる」。
こいつはクリア系なんですけど、グリーンの色がついていますので、がっつりのクリア系よりはシルエットが見えやすいです。
クリア系とソリッド系の良さを併せ持つので、結構重宝するんです。
サイズも1.6インチと小ぶりなので、20cm未満のアジでもすっぽりと吸い込めます。

「アジスタ1g」×「タープルあまがえる」×「ボトム」で数匹追加してとりあえず満足。
晩酌には十分すぎるアジをGETしたので納竿です。

釣果は16匹!なかなか楽しめました♪
箱崎ふ頭でアジングを楽しむコツ
ここからは実釣レポートのまとめの意味も兼ねて、箱崎ふ頭で秋アジングを楽しむコツをご紹介していきます。
ポイントは以下の4点!
- 船が停まっていたらチャンス!
- アンダー1gの軽量ジグ単が鉄板!
- どん詰まりも実績豊富なおすすめポイント!
- アタリが多い明暗の境を重点的に攻めよう!
船が止まっていたらチャンス!
箱崎ふ頭には、結構な頻度で大きめの船が停まっています。
船周りは潮の流れの変化ができやすい絶好のポイント。
アジの群れが停滞している可能性大なので、船が停まっていたら周りを攻めてみましょう。
ただし、船体やロープにリグを引っかけないように!
釣り人の怠慢のせいで、乗組員の方がケガをさせてしまったら最悪です。
十分にお気を付けください。
アンダー1gの軽量ジグ単が鉄板!

箱崎ふ頭は、博多湾の中でもかなり奥まった位置にあります。
決して潮通しが良いとは言えず、どのシーズンでもアジのサイズは小さめなうえに、レンジも中層より上で釣れるパターンが多いです。
遠投の必要性も、沈める必要性も低い。
さらには、潮の流れも緩いので、吸い込みを重視したアンダー1gを主体に攻めるのがおすすめです。
参考までに、ぼくが箱崎ふ頭でよく使うイチオシのジグヘッドを3つご紹介しておきます。
TICT・アジスタSサイズ 0.6g
OWNER・アジ弾丸 0.6g
OWNER・豆アジ弾丸 0.6g
どん詰まりも実績豊富なおすすめポイント!
前項でも解説したとおり、箱崎ふ頭のどん詰まりはベイトが溜まりやすく、実績が高い人気ポイントとなっています。

特に表層パターンのブイ周りは、かなり堅いです。
人気ポイントなので競争率は激しめですが、先客がいなかった場合はぜひエントリーしてみてください。
アタリが多い明暗の境を重点的に攻めよう!
実釣レポートで言いそびれたのですが、箱崎ふ頭にはアジのアタリが集中するポイントがあります。
それは、堤防の足元にできた明暗の境(さかい)です。

箱崎ふ頭は、堤防の遠くから光が当たる感じでバッチバチに常夜灯が効いています。
堤防の影になる海面部分にはクッキリと明暗の境ができるんです。

海面だけをガッツリ撮った写真がなくて申し訳ないのですが、↑が明暗の境です。
アジの群れは何らかの変化がある場所に停滞しやすいとお話ししましたが、光量の変化もそのうちのひとつ。
アジの群れが入っているときには、明暗の境付近でのアタリがめちゃ多いです。
というより、明暗の境でしかアタリがないときもあります。

そんなときは↑のように、ななめ方向にキャストするのがおすすめです。
明暗の境付近を通過する時間が長くなるので、そのぶんアタリが増えますよ。
1箱崎ふ頭で博多湾アジングを楽しもう!
ということで、2019年秋の箱崎ふ頭アジングレポートは以上です!
割と安定してアジをGETできるポイントですので、近くにお住まいの方はぜひ足を運んでみて下さい。
釣果アップのポイントは4つ!
- 船が停まっていたらチャンス!
- アンダー1gの軽量ジグ単が鉄板!
- どん詰まりも実績豊富なおすすめポイント!
- アタリが多い明暗の境を重点的に攻めよう!
上記も意識しつつ、たくさんアジをGETしちゃってください。
★箱崎ふ頭でのおすすめジグヘッド★
OWNER・豆アジ弾丸 0.6g
TICT・アジスタS 0.6g
★箱崎ふ頭でのおすすめワーム★
ジャッカル・アミアミ1.5インチ(カラー:グローチャート)
34・タープル(カラー:あまがえる)