こんにちは。福岡在住の釣り中毒者アツオです!
今回は福岡県糟屋郡新宮町の相島でのアジングレポートをお届けします。
相島は福岡市内からでも気軽に行ける離島なので、釣り人からも大人気!
本土より魚影も濃く、ワンランク上の釣果を望めます。
そんな相島では、2019年秋もアジの釣果が好調です。
本記事には、相島でアジングをされる方が
- より楽しめるよう
- よりたくさん釣れるよう
ゲームの組み立てやおすすめのアイテム情報をまとめています。ぜひ、お役立てください。
1相島の基本情報とアクセス

相島は福岡県糟屋郡の新宮沖に浮かぶ島です。
猫がたくさんいるので、地元では「猫の島」として親しまれています。
こんな感じで、島に着いた瞬間から猫がうじゃうじゃ。

猫好きにとってはたまらないようですが、釣りにしか興味がないぼくにとって、猫ちゃんはただの魚泥棒です。
毛ほどの関心もありませんし、テントにおしっこをぶっかけられたこともあるので、猫は完全に不要。
猫好きの猛反論に遭おうが、気にせずぼくは戦いますよ。
相島へのアクセス
相島へ渡るには新宮漁港からフェリーに乗ります。
船に20分ほど揺られていれば到着です。
渡船の料金は片道460円と激安。(渡船の時刻表はこちら→リンク)
漁港の駐車場も同じく激安。
- 12時間以内で300円
- 24時間以内で500円
本土の漁港で釣れずに過ごすよりは、島へ渡っちゃったほうがガッツリ楽しめるぞ!と個人的には思っています。
この記事はナイトゲームのレポートです
ちなみにですが、本記事のアジングレポートはナイトゲーム仕様となります。
理由は、デイゲームより圧倒的に釣りやすいからです。
というのも相島は人気スポットだけに、昼間はエサ釣り師が多く、アジンガーは苦戦必至。
- キャンプで漁港に泊まる(無料)
- 旅館に泊まる(素泊まり3000円ぐらい)
のいずれかの方法でナイトゲームに繰り出す方が釣果は爆上がりです。
ぼくは前者パターンで、釣りのついでにキャンプも楽しんじゃおうぜ!ってハラ。
「キャンプなんて野蛮すぎだろ。旅館でゆっくりしたいよ」って方は「丸巳屋旅館」さん(TEL:092-962-0231)にエントリーしましょう。
ナイトゲームは泊まりになるので少しハードルは上がりますが、そのぶんライバルは少なく、気兼ねなく爆釣を楽しめますよ。
相島アジング実釣レポート(2019年秋)
ここからは、2019年秋の相島でのアジング実釣レポートをお届けしていきます。
釣行日のコンディション
- 釣行日時:2019年10月28日(月)17時〜22時
- 天気・風:晴れ、無風〜微風
- 潮回り:大潮
- 干潮:15時43分
- 満潮:21時47分
天気も良いし、風もないし、大潮だし最高のコンディション!
夕方に相島上陸!
17時ごろに相島に到着しての夕まづめからの釣行でした。
エントリーしたのは船道が近く、変化のあるポイントです。

いつもは港湾部でアジングをしているので、1.5〜2インチ程度の小さめワームからスタートするのですが、今回のフィールドは離島。
夕まづめということもあり、アピール力重視でジャッカル「アミアミ2.3インチ」からスタートです。
カラーは適度にシルエットを見せて、適度にシルエットが見えない…、つまり透明度がちょうど良いクリアグリーン系の「プリズムライム」。
ジグヘッドはTICTのアジスタ!サイズSの1gです。
とりあえず1gで手広く探るのですが、光量がある時間帯は活性がイマイチでした。
釣れたのはコイツのみ…w

もう少し広範囲を探りたいのと、相島漁港は水深もあるのでジグヘッドをアジスタ1.5gに変更しました。
ついでにワームもレイン「アジアダー」に変更。
カラーは横浜チャートスターズです。
夕まづめはサバ氏の猛攻
あたりが少しずつ暗くなってくると、ブルブル震えるやつの群れが回遊!

はい。サバイブレーションです。
写真でもわかるこの躍動感ですよ。よく引きます。
もう少し仕掛けを沈めて中層やボトム付近を探りたいのですが、着水するやいなや表層のサバが食いついてくるカオス。
「どんだけ群れが濃いんだよw。」とあきれつつ、サバイング?を楽しみました。
暗くなると、アジの時間帯に
陽が落ちると表層を占拠していたサバの群れが抜け、平和が訪れました。
ちなみに、相島漁港の夜はバッチバチに常夜灯が効いてます!釣り場の風景は↓のような感じ。

釣れるオーラがムンムンと漂ってるでしょ?
とりあえず表層から順に探っていきます。
0カウント→10カウント→20カウント…といった感じの10カウント刻みです。
先にも言ったとおり、相島漁港は結構水深があり、1.5gのジグヘッドだと着底までに50カウント程度が必要になります。
(※流れの速さなど、その時のコンディションによって多少変わります。)
5カウント刻みで探ると時間がかかっちゃうので、10カウント刻みでざっくりとレンジを切っていくイメージが良さげです。
↑のようなイメージで、キャスト後に軽くテンションをかけながら仕掛けを入れていくと、40カウントで「ゴツン!」

きました。アジです。20cmを余裕で超える良型ちゃん。
からの、同じパターン(キャスト後にスプールを押さえて少しずつラインを出しながらのテンションフォール)で「モソ」。

良型がもう一発。そこからはもう連発・連発ですよ。
この日は群れはデカいわ、活性は高いわで、正解パターンがわかってしまえば完全に作業ゲー。
20〜25cmの良型アジがめまぐるしいほどに釣れましたw。
表層には豆サイズが群れているので、良型を釣るためのポイントは遠投×ディープ(深場)って感じです。
イメージは↓。

- 重ためジグヘッド(1.5g)を常夜灯の光が届かないあたりにフルキャスト
- ラインの放出を指でコントロールしつつテンションフォール
- 40カウントのレンジにごっついアジの群れに突入してヒット
- ↑で食わなければ、トゥイッチで誘いながらレンジキープでヒット
アジの反応が薄くなる前にワームをローテーションしつつ、ゴリゴリ釣ったりましたよ。
ローテーションは↓のような感じでした。
レイン・アジアダー(カラー:横浜チャートスターズ)
↓
ジャッカル・ペケリング(カラー:グローチャート)
↓
レイン・アジアダー(カラー:富山かまぼこ)
↓
レイン・アジアダー(カラー:グローオキアミパワー)
↓
ママワーム・アジフラッター2.5インチ
まあ、かっこつけてワームローテーションなんて言ったわけですが、恐らく何投げても釣れたのではないかと思いますw。
エギングもやってみた
アジングはもはや作業ゲー状態なので、エギングにシフトチェンジ。
常夜灯周りで墨のあるポイントを中心に打っていきます。
エギを着底させ、4〜5回シャクって糸フケを取り、テンションフォールという王道パターンで誘っていると…。
「グイ〜!」
(↑エギを沖に持っていく超きもちい系アタリ)
ドヤ顔でアワセを決めたりましたわ。
上がってきたのは〜〜?

600gのアオリちゃん!
秋イカにしてはまあまあ満足できるサイズではないでしょうか。
ちなみに、ヒットエギは、カルティバ・Draw4のブラウン系2.5号でした。
結構前に買ったものなので、全く同じ商品はAmazonになかったので似たようなやつです↓
アジもアオリも釣れましたし、完全に「離島×ナイトゲーム=最高」という方程式が炸裂しましたね。
大満足でテントに引き上げて爆睡です。
朝方も同じパターンで釣れるw
テントで爆睡したものの興奮冷めやらず、まさかの4時半に起床。
遠足の日とか、ゴルフの日とかにバカみたいに早く目覚める現象と一緒ですね。
何事もない日に家で早く目が覚めたときの選択肢は問答無用で
「2度寝!」
ですが、今回は起きたら徒歩2秒で釣り場。
まあ、釣りをしますよね。
34・ストリームヘッド1.5g
レイン・アジアダー(カラー:グローオキアミパワー)
を放り込みます。
フルキャストからの軽いテンションフォール。
1、2、……、38、39、40、41、「ゴツン!」

まあ〜だ、同じパターンで釣れるんか〜い!
- バッチバチに効いた常夜灯
- ミオ筋(船の通り道)付近で潮がヨレやすい
という条件が揃っていますので、ナイトゲームでのアジの群れの足止め効果がやばたん。
一投一匹の状態が続き、10Lのクーラーがパンパンに。
今日はもういっか!ってことで、ここから2度寝をかまして朝8時40分のフェリーで相島から新宮港へ帰還しました。
今回の相島ナイトゲーム釣果は↓

10Lのクーラーがぎゅーぎゅーのパンパンになりました。
釣るときは夢中で楽しいけど、家に帰って、クーラー開けて、冷静になって…。
あれです。さばくのが超絶めんどいことに気づき、激萎えするやつw。
帰ってからは激萎えしますが、釣ってる最中は最強に楽しいので、結論!相島ナイトアジングはまじでおすすめです。
1相島でアジングをがっつり楽しむための3か条!
ということで、相島でのアジングを楽しむための3か条を勝手に制定しておきます。
- 穴場のナイトゲームを狙うべし!
- 沖のボトム付近に潜む良型アジを狙い撃ちせよ!
- エギングタックルもあればなお良し!
レポートでお届けした日以外にも相島ナイトゲームに繰り出しているのですが、通用しやすいパターンはだいたい同じです。
覚えておいて損はありませんよ♪
①穴場のナイトゲームを狙うべし!
まずは、穴場のナイトゲームを狙いましょ!ってことです。
先にも言ったとおり相島は人気釣りスポットですので、デイゲームは結構混みます。
エサ釣り師がコマセをじゃぶじゃぶ撒き散らかすので、我々ルアーマンは苦戦しがち。
常夜灯も効いていて、エサ釣り師も少ないナイトゲームを攻めるといい感じですよ。
ちなみに、デイアジングは何度も試しているのですが、安定度が低め。

港内のどん詰まりに大型の群れが溜まっているときは良い感じでしたが、そうじゃないときはまあまあ苦戦します…。
ミオ筋付近はたいていエサ釣り師が幅を効かせていまし、とにかく不利な戦いになっちゃうんですよね。
腕によっぽどの自信がある方以外は、デイゲームにはエサを持っていった方が良いかと思います。
(個人的には相島のデイゲームでルアーをやるなら、地磯やゴロタでエギングをするのが好きです。)
②沖のボトム付近に潜む良型アジを狙い撃ちせよ!
2つ目は沖のボトム付近を狙い撃ちしましょ!ってことです。
良型の反応が良い日は、当然ながら豆アジちゃんの活性も高め。
前項の実釣レポートでは割愛しましたが、実は表層に湧いた豆アジがしばしば顔を出していました。
軽量ジグヘッドで常夜灯直下の表層をふわふわ攻めてると、15cm前後の個体が入れ食いなんですが、離島に来たからには良型を狙いたいですよね。
良型を狙いのコツはセオリー通りの「沖×ボトム」!

1.5g以上の重ためジグヘッド、あるいはキャロなどの遠投リグを使って、常夜灯の光が届きづらい暗部へキャストします。
着水後はフリーで落としてもいいのですが、キャスト後のフォール中もアタリが多いです。
手でラインの放出を止めつつ、軽いテンションフォールでレンジを入れていき、アタリを取れる状態にしておくと釣果がアップしますよ。
③エギングタックルもあればなお良し!
相島はエギングスポットしても人気があります。
アジングだけでなく、エギングも楽しんじゃうのもおすすめです。
アジングをしながら海面をみていると、アオリイカの新子の群れが回遊してくることも珍しくありません。
すぐに投げられる状態でエギングタックルを準備しておくと、アオリイカもGETできます。
アオリイカを発見したときは?
レポートとは別の日ですが、アジング中に足元に新子が群れで回遊してきたことがありました。
群れが通った位置よりも少し沖に投げて、10〜20カウントぐらい沈めて、シャクっていると高確率でエギについてくるのが確認できます。
ここからは、サイトフィッシングの定番「ちょんちょん→ピタッ!」
トゥイッチからの静止をやってれば、抱いてくれます。

一杯釣ったあとは、釣られたアオリちゃんが足元に墨を撒き散らしてますので、少し潮上方向にズレると良さげです。(墨がないエリアは、アオリイカの警戒心が薄いので)
そうすれば、群れていた他のメンバーもGETできる確率アップ!
あとは、同じ要領で足元まで付いてきた子をサイトで釣ってあげましょう。
表層に回遊してくる個体は小物が多いですが、食べると最高に旨いです。
見かけたら積極的に狙ってみると良いですよ!
相島でナイトアジング(エギング)を堪能しよう
てことで相島でのアジング(&エギング)レポートは以上です!
とりあえず、離島はハンパない。少し船に乗った先に待っているのは、楽園です。
やっぱり魚影の濃さが違いますね〜♪
相島でのナイトゲームを楽しむための3か条は↓
- 穴場のナイトゲームを狙うべし!
- 沖のボトム付近に潜む良型アジを狙い撃ちせよ!
- エギングタックルもあればなお良し!
宿泊が必要になるので若干ハードルは高くなりますが、ぜひ相島でのナイトゲームにチャレンジしてみてください。
相島はとっても優秀なフィールドですので、他魚種のゲームや違うシーズンのレポートもお届けできたらと思いますので、お楽しみに♪