
みなさんは釣りの際に、「ロッドが折れてしまったらどうしよう…」と心配に感じることはありませんか?
この記事では、特にロッドの扱いに不慣れな初心者のアングラーへ向けて、「どのような使い方で折れやすくなるのか」「気をつけるべき点はどのようなものか」など、知っておくとためになるようなことを紹介しようと思います。ロッドを折らないようにするための注意点を守り、楽しい釣りを行いましょう。
1意外な注意点も!?ロッドを折らないためにできること
下記にアングラーができる注意事項をまとめてみました。少しでも心当たりがある方は改善し、自分のロッドの使い方をもう一度見つめ直してみましょう。
根掛かりの際は無理に引っ張りすぎない
根掛かりをどうしても外したいときには強くロッドをしならせて外そうとする場面もありますよね。
しかし、引っ張るほど根掛かりが取れやすくなるわけではなく、根掛かりがより深くなり、外すことが困難になる場合もあります。
大きな力がロッドに加わるとその分負担も大きくなるため、無理なロッドの使い方は絶対に控えましょう。
自宅や車への運び込みの際に注意

魚とファイトしているときの破損よりも、持ち運びや保管時にロッドを傷つけてしまうことが非常に多いです。
車のドアを閉める時や、舗装されていない道路を走るときの大きな振動によりロッドがぶつかり合うことなどには特に注意し、車内でのロッドの破損を防ぎましょう。
車内ではロッドホルダーに収納し持ち運ぶことが理想ですが、ロッドホルダーを完備していない場合は、後部座席に立てかけて保管する場合もありますよね。
不意にシートを倒してしまうことなど、いつもの習慣が原因でロッドを破損してしまう可能性もありますので、釣りをしているとき以外の扱いにも注意が必要です。
複数のロッドを一気に持ち運ばない
1人で釣りに行く場合にありがちなのですが、複数のロッドを手に持つことでロッド同士がぶつかりあい、表面上の小傷がつきやすくなります。また強くぶつかりあうとロッドにひびが入ってしまうこともあります。
このように複数のロッドを一気に持ち運ぶとロッドがどうしても痛みやすいです。予備として何本か持っていきたいところではありますが、使用しないであろうロッドはなるべく持ち運びしないことをおすすめいたします。
これは釣り場で間違って踏んでしまった、踏まれてしまったといった事故を減らすこともできますね。
リールは外して保管する
リールは重量があり、ロッドにぶつかることで破損の原因になります。長く使わないロッドはリールを外し、ロッドスタンドに置いて保管すると良いでしょう。
おすすめアイテム!ロッドスタンド
愛用しているロッドは、自分の部屋でいつも目が届く範囲で保管したくありませんか?釣り好きの方は毎日ロッドを眺めるだけでもわくわくした気分になりそうです。
ティップカバーを着ける
ティップカバーとはロッドの穂先を守るためのカバーをいいます。
ロッドの破損しやすい部位は持ち手の部分ではなく、穂先が細くなっているロッドの先端のことが大半です。
収納時にはティップカバーを着け、穂先やガイドを守りましょう。少々面倒な作業ですが、ロッドの破損を防ぐアイテムとして優秀な効果を発揮します。
おすすめアイテム!ティップカバー
価格は数百円から手に入り、ティップカバーの装着の有無で損傷しやすさが大幅に変わりそうです。高級なロッドや思い入れのある大切なロッドにはぜひ装着したいですね。
巻きすぎに注意
シンカーやルアーが付いたままの状態で大幅に巻きすぎると、これらがガイドに接触し、重い仕掛けであるほど破損してしまう可能性が高まります。
日中はこのようなことを防ぎやすいですが、夜釣りの場合は垂らしが見えにくくなるため要注意です。慣れている方であっても、「うっかり」が起こりやすい破損原因の代表であります。
キャスト時はロッドに仕掛けが巻きついていないか確認

キャスト時はロッドに大きな負担がかかります。
そこでラインや仕掛けが絡まったままであると上手くキャストできず、場合によっては穂先が衝撃に耐えきれず折れてしまうことがあります。
キャストするときは必ずロッドへの巻き付きがないか確認しましょう。特にサビキ釣りや仕掛けや針の本数が多い場合に注意が必要です。
1まとめ
ロッドは使用ルールを守ることができれば簡単に折れるものではありませんが、使い方をひとつ間違うと予想外なところで折れてしまうこともあります。
高いロッドを購入したにも関わらず折れて使えなくなってしまうことは絶対に避けたいですよね。いくら釣果が良かったとしてもひどく落ち込んでしまいそうです。
注意点を頭に入れ、ロッドの破損を防ぎ、大事にしているロッドは長く大切に使いたいですね。