スピンテール系ルアーは小さなシルエットですが、おしりの可愛らしいブレードが泳ぐことでバスを狙えるルアーです。
全然バスがが釣れない時やどうしてもバスが釣りたい時に使用するのがおすすめで、初心者の方でも釣りやすいシークレットルアーです。この記事では、スピンテール系ルアーの特徴や使い方について詳しく解説します。
目次
とにかく良く釣れる!スピンテールルアーの特徴とは?

まず、スピンテール系ルアーの特徴について紹介します。
スピンテールとは、テール(お尻)となるルアーの後方部に回転するブレードが付いています。 メタルバイブやスピナーベイトのようにスピンテール系ルアーには、キラキラと光るブレードが付いているのでバスの興味を引きやすいルアーです。
その上、バスにとっても食べやすい小さなサイズ(約3-5cm程度)形状をしています。よって、スピンテール系ルアーはフィールドを問わずあらゆるシチュエーションでバスに口を使わせられます。
数釣りにおいては子バスをターゲットにでき、スレているデカバスを狙う時にも有効なルアーになります。
また、スピンテールテール系ルアーは小型なシルエットのため、風の抵抗を受けずよく飛びます。遠距離からの巻きの釣りも可能なルアーです。
スピンテールルアーの使い方について
スピンテール系ルアーの使い方はシンプルなのが特徴的です。スピンテール系ルアーの本体は鉛などの金属製の材料を用いて作られています。
シンキングタイプのルアーなので、とにかく釣り人によるアクションを加える必要があります。基本アクションはただ巻きで、手元に伝わる振動を感じながら足元までしっかりと巻いてきましょう。
スピンテール系ルアーのブレードは単体となるので、他のブレードが付いているルアーよりも派手なアピールはしません。しかし、この控えめなアクションがナーバスなバスを攻略するのに最適なのです。
なるべく飛距離を意識してキャストし、表層からボトムまで一定のレンジを何度も誘ってみましょう。
おすすめなスピンテール系ルアー3選
ここでは実際に、実績の高い良く釣れるスピンテール系ルアーを3つほど紹介します。
水中でのスイミング姿勢やブレードの種類、サイズの違いがあるのが特徴です。どのルアーでもバスのバイトを誘発してくれますよ。
ビバ コーゾースピン
スローなアクションからファーストな巻き心地を実現しているコーゾースピン。小粒なサイズ感ですが、メタル仕様のボディで最大限の飛距離を実現しています。
ブレードが大きめで、水中でしっかりと水を掴むように泳ぐので釣り人の手元に振動が伝わってきます。アタリがあるとロッドに違和感を伝えてくれるメリットがあります。
カラーに関してもリアルベイト系の配色が揃っているので、バスの好物であるブルーギルの稚魚がいるフィールドなどでも好反応を得られやすいルアーです。
スピンテール系ルアーで迷ったらこのルアーがとにかくおすすめです!筆者も頻繁に使用しており。バスが全く釣れない時の最終手段として頼っています。
ノリーズ インザベイト
スピンテール系ルアーの唯一のデメリットは、小型なルアーのためにキャストをするとラインが絡みやすくなる点です。
フック周りにラインが絡んでしまうと、せっかくキャストをしても回収しないといけません。しかし、ノリーズから発売されているインザベイトであれば、そのような悩みも解決できます。
ボディの下部を突き出すような形にすることで、フックの位置を下げてライン絡みを軽減させています。他にも、バスのバイトを誘うヘッド形状で素早く巻いてこれます。リアクションの動きを好むバスに効果的なルアーです。
ライン絡みを軽減してくれるので、ストレスフリーで釣りができるのが嬉しいです。
デュオ レアリススピン
スピンテール型ルアーの中では微波動のアクションをするレアリススピン。テールに装着されているブレードが小さめなので、水中での波動もわずかなものです。
ただし、遠くにいるバスを寄せてリアクションでの食わせを実現できるので、万能型なスピンテール系ルアーです。ブレードにはスプリットリングがあり、フックの取り付けもできます。
さらに、通常のスピンテール系ルアーでは鉛やタングステンなどの金属物質を採用していますが、このルアーではボディの側面に低比重樹脂によるコーティングがされています。ゆえに、 水中に沈むスピードが遅くなるので表層から中層を巻く釣りにも最適です。
細かなデザイン、ブレード後方に取り付けられているフックなどスレたバスから子バスまでしっかりと狙えます。
スピンテールルアーでバスを攻略してみよう!

この記事ではスピンテール系ルアーの魅力や特徴、使い方について紹介しました。バス釣りのルアー選びは難しく、季節に応じてルアーは変えていくのが定石です。ところが、スピンテール系ルアーはオールシーズンで通用する特殊な分類に入るルアーです。
歴史あるバス釣りにおいては、未だ新しいジャンルのルアーでポテンシャルの高さは無限大です。投げて巻くだけで十分に釣れる食わせのルアーでもあり、サーチ力も兼ね備えています。
思うように釣れない時や夕まずめの短時間釣行などの際に、手返しよくバスを誘えるルアーですよ。
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