季節はもうすぐ冬本番へ。
あっという間に夏の暑い日が終わり、秋になり、そして冬へと変わります。
冬は、あたりまえですがとても寒いです。
「魚釣りに行きたいけど…寒いからやめておこう」
そう考える方も少なくないでしょう。
この記事は、寒いということを理由に魚釣りに行くのをやめてしまうあなたに必見です。
寒い冬でも魚釣りに行きたくなるような防寒対策、防寒グッズを紹介します。
1冬の魚釣りの防寒対策の基本とは?

寒さを和らげるにはどうすればよいでしょう。
結論からいうと、『体温の低下を防ぐ』、『体温を上げる』です。
では詳細を書いていきます。
防寒対策『体温の低下を防ぐ』
まず初めに体温の低下を防ぐこと。体温が低下しなければ、ある程度は体温を一定に保つことができます。
では、体温の低下を防ぐ方法を紹介します。
外気に触れている部分を少なくする
外気に触れる部分が多ければ、その部分は体温低下の対象になります。
特に毛細血管は熱を放出しやすい場所なので、毛細血管が集まる手足や耳をしっかりと防寒しておくと体温低下を防ぐことができるでしょう。
つまり、肌が出ている部分は目だけというのが望ましいでしょう。
重ね着が重要!3つのレイヤーで重ね着しよう!
次に、寒さ対策は服をたくさん重ね着すれば良いと考える方も多いでしょう。ですが、やたらめったら重ね着しすぎて体が締め付けられてしまうと、血流が悪くなり、逆に寒くなってしまいます。
重ね着は役割を理解し、3つのレイヤーごとに服を選ぶ必要があります。
以下の3つのレイヤーを順に着てください。
・ベースレイヤー
保温と吸汗用の服。いわゆる肌着です。
ベースレイヤーは汗や水蒸気を吸い上げることで、体を守り体温低下を防ぎます。
吸水性、吸湿性、速乾性、保湿性を重視しましょう。素材はポリエステルまたはメリノウールが良いでしょう。
・ミドルレイヤー
薄手で軽い防寒服。いわゆるライトアウターです。
外の寒い空気を遮断し、衣服内の空気を逃がさないようにする役割をします。
着用場所によって選択する衣類は異なりますが、素材はダウンや仮繊ダウンまたはフリースが良いでしょう。
・アウトレイヤー
防水や防風用の服。一番外にくるアウターです。
ミドルレイヤーで防寒対策をしているので、雨を通さず、衣服内の蒸れを解放できる機能を持つものがおすすめです。
防水性、防風性を重視して選びましょう。素材はハードシェルやソフトシェル、レインウェア、ウインドブレーカーが良いでしょう。
防寒対策『体温を上げる』
体温を下げないようにする方法を紹介しました。
次は、体温を上げる方法を紹介します。
食事が大切!食糧不足は釣行の敵!
人間は恒温動物で、昆虫や魚などの変温動物に比べると非常に寒さに強い生き物と言われています。
ただし、食糧不足に陥ると危険であるとされています。それは、体温を維持するにはエネルギーを要することから。食料のエネルギーを消費して、体内の代謝熱を生み出し、体温を維持しているからです。
食事は大切とよく言われていますが、体温にも大きく影響してきます。寒い時だからこそ、しっかりとした食事に心がけましょう。
陽性食品を摂取しよう!
しかし、闇雲にたくさん食べればよいというわけではありません。食品には体温を上げる役割をするものがあります。 それらは陽性食品と呼ばれ、体がぽかぽかになる役割をしてくれます。
体温が上がるといわれている陽性食品は以下の通りです。
・ごぼう
・にんじん
・れんこん
・しょうが
・黒砂糖
・玄米
・そば
・漬物
・卵
・味噌
・醤油
これらの食品を事前に食べる、または釣行中に摂取できるとよいでしょう。
個人的なオススメは、釣行前に味噌ラーメンまたは醤油ラーメンを食べ、釣行中に豚汁を飲むですね。
ごぼう、にんじん、味噌が入っている豚汁は体温上昇が非常に期待できるでしょう。コンビニで即席豚汁を買っていきましょう。
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